言葉の意味を知るよりシチュエーションで理解する
言葉の意味を知るよりシチュエーションで理解する
前にも述べましたが、我々日本人は英語を勉強する上において、英語文を理解することから始まるようです。
まず勉強という言葉を取り払い、“英会話ができるようになる”という観点からスタートする方が良いのかもしれません。
英語の試験などは、「次の英文を日本語に訳しなさい。」とか「次の英文のカッコ内に適当な言葉を記入しなさい」など、文章を作る、あるいは文章を覚えることが優先されているようです。
もちろん、最近のテストではヒアリング力を試すテストも出題されますが、どうしても英文法的な考えになりがちです。
そうなると、実際海外に行き、現地の人たちと英会話をしたときに、それが相手に伝わらないというジレンマに陥ることがあります。
私はどちらかというと、その英文法的なものは自慢ではありませんが、よく理解できていません。
実際海外の留学生と話したり、洋画などを観た際、その場面場面の中で、相手が何を話しているかを理解しています。
その中で、当然分からない単語なども出てきますが、大体の意味は理解できるようになります。
それは、洋画なども同様です。洋画を見続けていると、そのシチュエーションから発想される言葉が何となく理解できてくるのです。
だから海外に留学された日本人が帰国すると、ネイティブイングリッシュとして通用する会話ができています。
これは生きた英語を聞くことでヒアリング力が付き、言葉の語彙などの違いもその会話の場面で理解が深まるのです。
ここで一つ注意したいのが、留学先です。
以前九州地方の地方都市へ3年間留学していた外国人は、ものの見事に○○弁をしゃべっていました。
それはそれとしていいのかもしれませんが、やはり訛りがひどいので、標準語で覚えることが後々困ることにならないので、そういったところも行く前にチェックしておいた方が良いでしょう。